「過去検証」とブログタイトルを打っているにも拘らず、なかなか過去検証が進まない(笑)。だけど、着実に進化しつつあることは実感している。特に再開しだした11月から資産がマイナスになることがない。プラスにもならないけれど、19万5千円の元本が21万5千との間を行ったり来たりというこの2か月。マイナス続きだった以前と比べると、確実に「マイナス」トレード力から「プラマイゼロ」のトレード力へと変わったように思う。もう少しでプラスへの実力へ変わる予感はあるけれども、そうなっていない。今回は、また一つ気づいたことを書き記したいと思う。
電車や街中で若い人やビジネスマンが常にゲームをしている場面を見かける。先日は若い人が「この短い時間でそのゲームする?」とびっくりした。完全に中毒であると思った。だけど自分自身を振り返ったとき、FXも同じだと思った。
FXをやっていると、最初は日足、4時間足、1時間足などをみて環境認識をし、勝てるときは1時間足で「ここ入りたい」と思ったところで入り(例えば上昇トレンド中、短期あるいは中期移動平均線にタッチする押し目時にエントリーするなど)、「こうなったら損切りしよう」とか「この辺りまで頑張って引っ張って利確しよう」など、①環境認識、②エントリー、損切、利確ポイントを厳選してトレードする。
「取り返そう」とか、「もう少し稼ごう」など、思ってはいけないと分かっていても、勝ってるいようが、負けていようが感情が高ぶり続けてトレードしようとする。続けてトレードしていると、次第に環境認識せずに、5分足など短期足だけ見て短期足の環境認識だけで「上に行きそう」とか「下に行きそう」と把握してトレードする。最悪なのは、指標に手を出す。大きく動くのでその瞬間的な上げ下げに反応してトレードしようとする
短期足でのトレードもすべて負けるわけではない。一つ一つをみると大きく勝てるときもある。しかしここが大きな落とし穴で、勝って満足、感情が高ぶってもトータルすると大きく資産を減らす元凶となっている。11月からの2か月。コツコツ資産を増やしても、この長期足での環境認識をせず、連続した短期足でのトレードを繰り返しだしたときに、大きく負けてそれまで増やした資産が一気に減ることになる。それでなかなか資産がプラスで増えていかない。プラマイゼロの主要要因となっている。
「長期足の環境認識をした丁寧なトレードが重要」と何度も思ってきたのに、いざトレードをすると必ず短期足の連続トレードをやってしまう。FX投資家トレーダーさんのメルマガであったような気がするが(他の人だったかも)、やっちゃいけないとやってしまうのは頭で分かっていても、僕らの中枢は感情なので、感情が揺り動かされたとき、理性を制御できていないのだと思う。
ブログを書きながら、書き出す前に書こうと思っていたこととではないことに気付いた!大きな負けを減らし(無くすことはできないとTAKAさんが言っていた。大切なのはたまにあるドカンがあっても勝ち越す力量と)、トータルで勝つためには、「感情をコントロールすること」「感情をコントロールするルールを作ること」にあるように思う。ここがないと、必ずトレードにはまってしまい、理性を忘れ大切な長期足での環境認識を忘れ、値ごろ感トレードをしてしまう。わかっていてもやっちゃいけないことをやってしまう。雑なトレードをして、これまで何度もやってきた大負けを繰り返す。
11月に再開する前の休養期間で随分頭が冷静になり、大分丁寧なトレードができるようになったり、鉄板に近いトレードなど、以前とは比べ物にならないぐらい知識もついてきた。局面局面で今どのような状況かを以前とは全然違う把握ができるようになった(TAKAさんやふうたさんの配信を聞いていると全然足りないけれど)。でも、そのような理性あるトレードができるときと感情に揺り動かされながらやってしまうトレードがある。
大きく減らすときは、必ずその前の勝ち負けを経て感情が揺り動かされ、短期足だけの環境認識から値ごろ感(上に行きそう、下に行きそうだけの)トレードをやったときである。小学生の学習内容に「勝敗を受け入れる」がある。
この勝敗を受け入れる態度はどうすれば身につくのか。これについて今はよくわかっていない。しかし、特に負けを、でも勝ちも受け入れて高ぶり過ぎず落ち込みすぎず淡々と理性あるトレードをし続ける力量やルールづくりが必要であると思う。よし、資産を増やすために「勝っても負けても感情トレードに陥らない!」「感情のコントロール」について勉強しよう、トレードができるようになろうと思う。